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江東区 T様より (2007年2月)

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□調査スタッフの対応
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□調査にたいする満足度
大満足
□調査前の料金に対する感想
適切
□調査後の料金に対する感想
安い
□ご意見 ご要望
内覧会当日は素人ではわかりずらい不備や、しょうがないと思ってあきらめてしまいそうな事項の指摘、交渉など大変ありがとうございました。

同行スタッフコメント

戸境壁は鉄筋コンクリートではなく、石膏ボードを重ねて貼る乾式工法を採用しています。
この乾式工法とは、2枚重ねの石膏ボードを両面から貼ります。真ん中には幅75mmの軽量鉄骨を柱のように並べ、そこに厚さ50mmのグラスウールを遮音材として挟み込みます。ちょっと、お分かりにくい、と思いますが、部屋の戸境壁は、内側から、9.5mm厚の石膏ボード、その下は21mm厚の石膏ボード、幅75mmの軽量鉄骨の柱を千鳥に配置し(柱の間にグラスウールの遮音材が入っています)、そして、その向こうはまた21mmの石膏ボードと9.5mm厚の石膏ボードです。従い、戸境壁の厚さは、9.5+21+100+21+9.5で161mmとなります。この工法は乾式工法としては、よく採用されているものです。

床の構造は、厚さ280mmの鉄筋コンクリートのハーフPCボイドスラブとなっています。床スラブの厚さは一般的には200mm程度ですので、1.4倍の厚さとなっています。スラブを厚くして、その代わりに小梁を設置していません。
ハーフPCボイドスラブとは、床の下半分に厚さ70mmのPCパネル(PCとは工場製品ということです)を型枠代わりに敷き並べ、その上に発泡スチロール製のボイド(豆腐のような感じです)を置きます。
この上に現場で210mmコンクリートを打ち込んでいきます。
鉄筋コンクリートだけですと、床が重くなりすぎてしまうので、ボイドを設け、床の重量を軽くしています。

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