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お客様の声

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世田谷区 K様より (2006年7月)

□HPをご覧になったきっかけ
インターネット広告
□依頼の決め手
その他
□電話・メールの対応
親切
□調査スタッフの対応
親切
□業者に言いたい事をいってくれたか?
はい
□調査にたいする満足度
大満足
□調査前の料金に対する感想
適切
□調査後の料金に対する感想
安い
□ご意見 ご要望
今回、同行をお願いしてやはり正解でした。
素人ではクロスなどのキズ程度なら指摘出来ますが、それ以上の不具合と思われる部分に対してどうやって修正を依頼すべきか、そもそも依頼するべき指摘なのかなど判断できません。おかげさまで、依頼箇所に対してどのような修正方法が適切か、などを親切にご説明いただいた上、施工者に指摘していただきました。
構造についても素人では絶対に見ることのない点検口などから確認いただいたり、構造図で全体の耐震性などもお話くださいました。
数千万円の買い物ですので、その0.1%で内覧会に同行していただくための金額としては決して高い金額ではありませんでした。
今後もいろいろな物件でご活躍をお祈りしております。

同行スタッフコメント

地震はいろいろな方向に建物が、地面の振動に伴い、揺らされる現象です。建物の耐震性を設計する場合は、建物が二つの方向、即ち、ベランダと平行(桁方向)及びベランダと直交(梁間方向)、この二つの方向に大きな地震が来たと想定して、柱や梁の大きさや鉄筋の数などを決めていきます。これを骨組みといいます。地震時に骨組みにかかる力は、建物上部から下部へと伝達され、そして基礎、最後は地盤に逃げていきます。以上から、耐震性のある建物というのは、骨組みが頑丈であること、そして、骨組みが上階から下階まで連続していなければなりません。このような観点でこの建物及び図面を見ました。全体的に問題はないと思います。

□壁・床厚等遮音性についてのコメント
マンションは上下左右に人が住みます。騒音では、一般的に、隣同士よりも上下間の方が問題が深刻となります。このマンションの場合、戸境壁は23cmのコンクリートの耐震壁となっています。標準は20cmでですので隣同士の騒音は問題はありません。上下間の遮音性は建物の床の構造で決まります。この建物の床は、コンクリートスラブ厚28cmのボイドスラブ、その上に置き床としています。コンクリートスラブ上面からフローリング上面まで15cmです。全体の遮音性能はLL45等級となっており、音は小さく聞こえるが気にならないレベル、というものです。ボイドスラブとは、床スラブの中にボイド(空隙という意味ですが、発砲スチロールを敷きます)を作り、床の厚さを増します。主な目的は、小梁を省き部屋の空間を広くすることです。
全体的な遮音性能はマンションとしては標準よりワンランク上と言えます。

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